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7月 '09

自分がこんがり焼けやすい皮膚の持ち主であることはうすうす承知していたのですが。

基本的に寒がりなために滅多に水辺へ近づくことをせず、真夏でも七部袖の衣類を身につけ、一年中季節に合った素材のコートを手放さないので、うっかりそれを忘れていました。

今日は昼前には気温30度という猛暑になり、うみーうみー! と、息子たちが騒ぐ前に私から「うみいきまーす!」と声をかけました。

ビーチでフランス語の動詞活用でも覚えるにはうってつけの太陽だ!

とかなんとかわけのわからないことを言いつつ海辺に寝そべり、ビート板を3周りほど大きくした、でもサーフボードよりも小さい、あれはなんというのだ? ともかく、そういう若者が波と一緒に戯れるための道具を持ってずんずん海の中へ進んでゆく息子たちを見送りました。

おかあさんはね、今日は動詞の活用・接続法半過去をおぼえるんですよ。うしし。

と、思ったところまではしっかり覚えているのに、背中に冷たいものが押し付けらて目が覚めるまで自分が寝入っていたことにすら気づきませんでした。

息子の冷えた手のひらが背中に押し付けられていました。

「ママ、ETER動詞の接続法現在言ってごらんよ!」

「うううう、つめたい!でも気持ちがいい!今日は暑いね~」と、話をはぐらかしつつ帰宅。

なんと5時間も海辺で伸びていた計算です。

で、さきほど浴室の鏡に映った自分を見て愕然。

真っ黒に日焼けしていました。

まさに燃えろいい女であり、め組のひとであり、小麦色のマーメードであります!

なんて言っても最近の人にはなんのことかさっぱりでしょうけれど。とほほ

おまけに水着やトップレスのいでたちではなかったので、半ズボンとパーカーの日焼け模様。

しかもうつぶせ寝だったために、体の後ろ側だけがきれいに焼きあがっています。

本当に、お見せできないのが残念なほど、きれーな日焼けです。

日焼け止めを塗っていたのは、そういえば体の表側だけでした・・・なんという抜け作ぶりでしょうか。

それでもムラ無くきれーに焼けたふくらはぎをながめつつ、

小麦色のマーメードってのは人魚姫なんだから、足は無いのか。じゃあふくらはぎが焼けてても小麦色のマーメイドってわけにはいかないのか。

とか、

年があと十(とう)若けりゃ夏の化粧品のキャンギャルができそうだよ。まさに燃えろいい女!

世良さんが頭の中でシャウトしています。

なんてつぶやきながら、いや二十は若くないと無理か?などと

愚にもつかぬ事を思い巡らせる四十二の夏です。

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2 Responses to “燃えろいい女!ノルマンディにて”

  1. sakae Says:

    10年取って何歳ですか?

    って。
    僕も薔薇の水やりで今や農家のオヂサンですよ。

  2. mme.oui oui Says:

    sakaeさま
    今年の夏はノルマンディの別荘で庭いじりの日々。これがなかなか心和んでいい感じです(笑

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