打合せ前に顔の油でも取っておこうと化粧室で小さなポケットのジッパーを開けると
中から映画の半券がでてきました。
6月, 2005のブログ
今年のフランス映画祭横浜で上映されたDebattre, mon coeur sestarrete。estarrete。
監督は「リード・マイ・リップス」のジャック・オーディアール。
ロマン・デュリス主演作品の中でロマン最高の演技と最高の作品。
本年度ベルリン映画祭では「最優秀音楽賞」受賞。
ピアニストを目指すロマン扮するトムの影武者、ゴースト・ピアニストは、
なんとロマン・デュリスの実姉キャロライン・デュリス、という豪華なおまけ付きの最高傑作。
なのになぜか邦題が「真夜中のピアニスト」(ええーーーっ!)
アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピット、とっととくっついてしまえばいいのに。
というのが個人的見解なのでこういうパパラッチ画像がでるたびに
「ちっ、まだくっついてないのか」と内心イライラする、というか、やきもきするんですが。
ま、画像です。
今日は長男がバス遠足。
昨夜「明日お弁当よろしく」と言われてびっくり!
わーめんどくさー、やだなああ。
そうおもったところで仕方有るまい。
息子が「お弁当」を必要とするなら作らぬわけにはいかぬ。
のろのろと弁当箱と水筒を出して冷蔵庫の中身を確認する。
ああ、いやだなあ。
と、ここまで書いて忘れものに気づきました。
「おしぼり」。あーあ、忘れてた。
ま、いっか。
先日フランス映画祭横浜で上映されたジャン・ポール・サロメ監督の「ルパン」。
ロマン扮するアルセーヌ・ルパンと対決するカリオストロ伯爵夫人。
彼女を演じたクリスティン・スコット・トーマス出演のハートフル涙はらはら作品。
「マイ・ビッグ・ファット・ウエディング」のニア・ヴァルダロスが脚本、主演、総指揮監督。
共演はワタクシの大好きなトニ・コレット。
「ホテル・スプレンディッド」の彼女が一番好きなんですが、世間的にはアカデミーノミネートをされてる「シックス・センス」が一番有名な女優さんです。
「めぐりあう時間たち」でも端役ながら圧倒的な存在感を示しております。
総体的に「クール」なイメージの俳優ですが、その彼女がなんとドラッグ・クイーンコスプレに挑戦です。
「コニー&カーラ」プレミアムのトニ・コレット(2004/7/26sydny)
さっき渋谷のtsutayaへ行ってきたんですけどフランス映画コーナーの監督別作品のセドリック・クラピッシュ監督エリア。
軒並み作品数が増えていました!
猫が行方不明4本、青春シンドローム2本、パリの確率4本、それぞれ倍に増量です!わーい!
しかもこの3本。すべて貸し出し中。ロマン・デュリス出演作品です。
家族の気分2本、百貨店大百科も2本。こちらは貸し出し中ではありませんでしたが、
なにしろすごいことです。
ただすべてVHSというのがマイナー感強し。
日本未公開のロマン・デュリス出演作品は山のようにありますが、
その中でワタクシが気に入ってる作品がラファエル・ファジト監督「OSMOSE」。
http://ouioui-romain-duris.com/001lefilms/osmose/osmose01-1.html
直訳で「浸透」という意味なんですけど、どうしてそれがタイトルなのかはいまひとつはっきりわかりません。
しかし本作品はとても気に入っているので、10分だけ時間がある、とか、ちょっとロマンの声を聞きたい、
というときにちょこちょこ見たり聞き流したり活躍しています。
英語の字幕スーパーつきなので内容が理解しやすいのもいいです。
昨夜、久しぶりに夜中にじっくり最初から最後まで見ましたが、やっぱり面白かったです。
6月18日生まれのワタクシ。
一番最初に知った自分と同じ誕生日の有名人はポール・マッカートニーでした。
小学校3年生だった時、
すでに中学3年生だった兄貴がそのとこで大変ワタクシを羨ましがりましたが、
ワタクシにしてみれば「にいさん、あなたの『郷ひろみ』と同じ誕生日のほうが羨ましいですよ」
というのが正直なところ。
当時ベイシティローラーズに熱狂していたワタクシなので、ビートルズ?
そんなの古い古い! と厚顔無恥なことをへーきで言ってのけてたわけですね。
で、次は高校1年生の夏。どういうわけかヨーロッパ文学に傾倒し始めたワタクシは、
あの天才文学者「レーモン・ラディゲ」と同じ誕生日を知り、
ますますひねくれた暗く長いトンネルのような欧州文学へはまっていくことになったのです。
人の方向性なんて、ほんとつまんないきっかけで決まってしまうものなんですよ。
前作「スパニッシュ・アパートメント」を彷彿させるオープニングと、
セドリック・クラピッシュ監督作品に欠かせない最高のスパイス「ロイク・デュリー」の音楽!
この作品をどれだけ待ちこがれたことか!
オープニングシーンだけで期待に胸が高鳴ります。