日々是親子巴里日誌　

私の住むアパートの管理人さん家族も、お隣も階下のご家族も、この週末にバカンスへ出発。７月１４日の革命記念日の頃にはパリジャンがほとんどいなくなってしまうパリ。

残っているパリジェンはカフェやブティックで働くサービス産業の人たちのみ。

私たちも今年の夏はノルマンディのビーチリゾートへ出かけることにしていますが、今週はまだ小学校もあるし、私も仕事があるので「おやすみだー！」とのんきに盛り上がるわけにはいきません。

昨夜ほろ酔いのムッシューに絡まれて考えさせられることがありました。

私はトイレにたった連れをカフェのテーブルで待っていたのですが、そこはカフェの座席数とは対照的に男女兼用のトイレが一つあるだけ。

トイレへ立ったが最後、待たせされている人が心配してトイレまで様子を覗きに行ってしまうことも珍しくない、そんなカフェなのです。

で、まあそこで相手を待っているときにそのムッシューに話しかけられました。

今日は遠足でした。朝５時に起きてお弁当を用意し午前６時には子ども達を送り出し、彼らが帰宅したのは午後９時です。まったくどこまで行く遠足なんでしょうか。

と、呆れていたら、なんとパリから電車で２時間も先にあるアスレチックランドでした・・・！

そんなとこまで行ってアスレチック？？？したいのでしょうか・・・・

息子達が小学校から成績表を持って帰りました。

こういうものは学校の最終日に受け取る物だ、と認識している私ですが、郷にいれば郷に従え。あと１週間学校があっても受け取れ、といわれるのなら受け取りましょう。と腹を決めております。

受け取る時期も日本と異なる成績表ですが、その紙質もかなり差のあるLIVRET SCOLAIRE。

なんとA4サイズの普通紙です。

昨日から始まったソルド。いたるところに買い物客が溢れて年末のアメ横状態なパリですが。

昨夜１ユーロ１７０円になったのをご存じですか？みなさま！

その残像がしっかり目のうらに焼き付いて、 とってもじゃないですが、今日はテクテク歩いていてもソルド！の文字が華やいで楽しく見えません。

ソルド初日で買いまくりました。子ども達の衣類！

子供服は初日が勝負。とくに小学生年齢の下着・靴は初日の夕方閉店間際にいってもサイズがほとんどありません。誇張ではなく、本当にそうなのです。

パリでは、つーかフランスでは明日から夏のソルド。バーゲンです。セールです。安売りです。特価です。

この時期に買い物するのが常識なフランス人たちはこのソルドの時期以外では買い物をしません。ソルドも始まりバカンス用の水着やビーチタオルを購入すれば、あっというまにパリから姿を消すのがパリジェンヌ。

小学校の成績表も今日もらうことだし、来週の小学校は開店休業状態の閑散さでしょう。

あと２週間で夏休み、ということは、まだ夏休みまでに２週間もある、ということ。

しかし、フランスの小学生たちはバカンス好きの両親たちといっしょに、２週間前を切った途端にリゾートへ出かけてしまうのです・・・・

芸術を「ゲージツ」と称したのは言わずと知れた篠原勝之さんですが、このカジュアルさ（というかいい加減さ）を体験できるルクセンブルグ庭園内のゲージツオブジェたち。

久々にお日様さんさん降り注ぐお天気になりました。

今日は音楽祭りの日なので、そちこちにステージが設置されて今夜の賑やかさを彷彿とさせております。

夏休みまであと２週間ですが、すでに気分は夏休み。もう働くのも勉強するのもおしまい！な雰囲気がびっしりと立ちこめています。