日々是親子巴里日誌　

北フランスの２月なのになぜか気温が１５度。

「太陽がいっぱいだし最高のゴルフ日和じゃないか！」と朝から大喜びのニコラです。

ニコラが所有する別荘は彼のお母様が亡くなったときに彼へ残した遺産のひとつ。

houlgateから車で１５分ほど行った隣の村に出かけました。

朽ち果てる寸前のような、でもしっかり現役のふるーいふるーい教会があるので見に行こう！　とニコラが誘ってくれたのです。

houlgateのお土産物やさんで不思議な調味料を発見。

魚からつくられているビネガー。という表示。

休暇になればケージに押し込められて飼い主である私たちに連れられて巴里を離れるオカマのレミくん１才。

ノルマンディの家は地上３階地下階。そして広い庭。さぞかし快適に自由奔放に過ごすのかとおもいきや。

フランスの田舎に行くと芸術家達がそれぞれの作品を制作・販売して成り立つ小さな村に出会うことがあります。

もともとは普通の農村だったところへ、過疎化が進み、そこへ芸術家達が移り住んで活動するうちに、そういう流れの村に変化してしまった。という感じです。

朝から肌寒くこんな日は外出したくないな、と思っていると、なぜか外出にはりきる人がいます。

それは滞在先の別荘の所有者であるニコラ。

ワインを箱買いしたくても、なかなか重たいし危ないし。なんて言いつつ箱買いしたことがありません。

近所の酒屋で「うーん、おいしい！　箱で買いたいくらい気に入ったわ！」と大袈裟に唸って見せたら

店主のムッシューが「配達するよ」と、言ってくれました。

今夜から来週の日曜日まで８泊９日間ノルマンディへ出かけます。

荷造りをしなくちゃいけないのに、まったく時間がとれずナンの用意もできていません。とりあえず３つのスーツケースを前に呆然。

友達の個展へもしよければ子ども達を連れて行きたいの。

と、誘われて長男とセザールが出かけた今日の午後。