日本食を見たことも食べたこともない、というセルジオとアレクシスのために
カリンがその料理の腕をふるってくれました。
彼女は留学する前は六本木のフレンチレストランでシェフをやっていた女性。
フレンチではなく日本食とあっても、その料理の腕は確かです。
4月, 2006のブログ
先週はイースターに伴う祝日があって週末は3連休。
そして今週末はメーデーに伴う祝日で3連休。
素晴らしい。
フランスはなんと祝日をお休みの多い国なんでしょうか!
汗ばむほどの日差しに誘われてミュールを購入しました。
しかもブランドは「ジュン・アシダ」
なぜにフランスで日本人デザイナーのミュールを買ってしまうのか
不思議な巡り合わせではありますが、ま、一目惚れなので仕方有りません。
なにはともあれ春爛漫のフランスで、週末ともなれば
みんな外出せずには居られません。
そこでいつものメンバーで川縁の公園へピクニックへ出かけました。
さきほどセルジオから立て続けに写真付きのメールが送られてきました。
彼は時々よくわからないタイトルとともに写真を送ってくるのですが、
今日のタイトルはやけに明るい。
「hola!」だったり「salut!」だったり、ずいぶんご機嫌な様子。
ご機嫌な彼が選んだ写真はいったいどんなものでしょう?
そちこちに咲き乱れる花と、新緑を芽吹く木々達に、
春の到来をしっかり確認できるフランス。
日差しの強い日中には半袖でマルシェするマダムやムッシューに
出会えます。
イースターの祝日である月曜日。
シャトー・モンターニュ、という小さな村の教会で
コロンビアン修道士達のコンサートがありました。
もちろんご招待を受けていたので子供達とカリンの
4人で出かけてきました。
嘘をついた長男を戒めるために心を鬼にして叱っていると
彼はなんとフランス語で反撃してきました! がーん!
言葉数も少ないし、子供らしい簡単なフレーズですから
何を言ってるのかわからない、という最悪の事態にはなりませんでしたが、
それでもかなりショックを受けたのは本当です。
フランスに到着して7ヶ月。
当初の予定ではフランス語を夢のようにペラペラと操っているはずだったのに、
今だに信じられないくらいたどたどしいフランス語会話しかできない私。
これでいいのか、と自分で自分を叱咤罵倒していたのは
最初の3ヶ月のみ。
今となってはだいたい通じるフランス語に甘んじて、勉強なんて
ろくにしない。
困った物です。
今日も欠席のシモンを気遣って、昼休みにカリンといっしょに
メールを送信しました。
するとどうでしょう。
5分もしないで返信がきて、読んでる最中にシモンから電話です。
「いまからいくよ!5分だけ待ってて!」
意外に元気そうな声に「よかった、よかった」と安堵の私たち。