「お部屋の消臭剤」パピエダルメニー。
1頁に三枚つづりになっている紙を一枚破り取って、皿の上で火を付ける。
燃え上がるのでは無くて、じわじわと香りをあげながら燃え尽きる。
お線香のような香りが郷愁がある。小さくて軽くて手頃な値段だから、パリのお土産にもなる優れもの。
MEERTは1761年から続くパリのお菓子屋さん。ギモーブと呼ばれるマシュマロや、昔ながらのフルーツゼリーを取り扱う。
1761年といえば、フランス革命より20年前だから、マリーアントワネットも召し上がったかも知れないなあ。
などと思いつつ頂き物のギモーブを食べる。
チョコレートの名店は数在れど。
生粋のパリジャンが好むのはなんと言っても見た目ゴージャスでお手頃価格なマルキーズ ド セビーニュ。
パリジャンの定番手土産として100年の歴史を持つ老舗のショコラティエです。
ガイドブックには載っていない穴場を教えて下さい。と言われてお客様を御案内するのがこのレストラン。
今ではお目見えするのが少なくなったエスカルゴやカスレ、カエル肉のお料理など。クラッシクなフレンチをリーズナブルに頂くことが出来ます。
場所はナポレオンのお墓アンバリッドのすぐ近く。
パリ16区にあるコルビジェアパートの隣りの建物に用事があって出かけて受けたタナボタ画像。
コルビジェ氏のアパートは予約すれば誰でも見学することの出来る場所だけれど、さすがにそこを後ろから眺めるオプションはついていない。
こんな幸運に恵まれたことに打ち震えつつ撮影をする。
上層部がコルビジェのアトリエ件住居部分
盗撮中のパパラッチの気分になる
アパート型ホテル(キッチン付き)に滞在中のお客様のところへお料理をしに伺いました。
まずいっしょに近所のスーパーマルシェへ出かけて材料の調達。
おもいきりフランス風のお料理を。とのご要望にお応えして前菜はアーティーチョーク。
今のアパートに引っ越して来たのが2007年。以来ずっとお世話になっている近所のパン屋さん。
今朝ちょうど焼き上がりの時間に出くわしたので、日頃の感謝を込めて大番振る舞いだ!
一人陽気に目についたパンを買ってきた。
むすこふたりの大好物、フィナンシェとクロワッサン
バニラビーンズたっぷり、ミルクたっぷりバターたっぷり。カロリーのことは考えないで一気に食べるのが美味しさのコツ。
珍しくクグロフ(フランス北東部の菓子パン)が!迷わず大きなサイズを購入。
木の実たっぷり干し果実たっぷりバターたっぷりミルクたっぷり。うひー
包装紙でこんなふうにくるむ。
包装紙はパン屋さんのイラスト
まったくフランスのパンは禁断だと、たべるたびにそう思う。
私はニッポン人だから日常的にこんな買い物はしないけれど、こういう食べ物を常食してたらそりゃ太るだろうと思う。
クロワッサンはほのかな甘みがたまらない旨さで、私もたまに手に取ることがある。
しかしそこにバターとジャムを同時に添える食べたかには賛同できないメタボへの恐れがまとわりつく。
でも旨いにきまっているよなあ。
フランス人の食べ方を羨望半分・自戒半分で眺めている。