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9月 '10

ようやく日常生活が軌道に乗ってきた、
という手応えがあり心身共に落ち着きを取り戻しつつあるパリ生活。

上は中学三年生となり、下もとうとう中学生になってしまった。

中学生の子供がいる自分。と、いうのと、

子ども達はみんな中学生。というのとではなにかこう気の持ち方に変化が出る。

小学生の子供がいたことで「母はがんばってこの子を育てなくちゃな」

などと一人息巻いていたところがあったけれど、

いざ中学生になってしまった二人を見れば「育てなくちゃな」、などと思う余地はこれっぽちも見あたらない。

育ってしまった。

という感じの倅達だ。

下を見れば私の靴よりも一回り大きな運動靴が玄関先にちらばっているし、

洗濯物を干そうと顔を上げれば、私のブラウスが一番小さなサイズではないか!

おお!

5年振りの東京で、会う人会う人に「大きくなった!」と感心されていた息子達。

滞在二週間でバリバリ日本語を話すようになり、こちらへ戻ればあっという間にフランス語で、

つくづく眺めてみればそんなふうにいつの間にやら私よりも体がどんどん大きくなっている。

言うことは一丁前でもやることはまだまだ小若並の頼りなさだけど、

ここまで大きくなれば「よくやったぞ、わたし」

と、自分で鼻を高くしたくなって仕方がない。

目に見える成長は、ただただ素直に喜ばしい。

私が育てた、なんておこがましいことをいうつもりはないさ。

ただ、こんなになるまで世話をした、と、自分で自分を褒めてやっても罰は当たるまい。

猫だって、ベランダの鉢植えだって、どんなものでも世話をするのは大変なことだもの。

飽きっぽくていい加減な私にしては良くやった、と、

どうやっても今日は自分を褒めたい気持ちでいっぱいだ。

2 Responses to “パリで自分を褒める”

  1. sakae Says:

    しっかりした信念を持つ母の後ろ姿を見てきた子供だからこそ賢いこになったってもんだ。

    「よくやったぞ、わたし」と思うと同時にきっと「何くそ、負けるな私」と思っている自分もいるはず(笑
    これからも偉大な母でいてください。

  2. mme.oui oui Says:

    sakaeさま
    褒められすぎて照れてしまいます。あはは

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