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1月 '10

今年の夏は東京へ帰ります。実に5年振りのふるさとです。

今朝、飛行機のチケットをえいやっ! と購入。

親子三人、とはいえ大人三人分の料金なので母の細腕にとっては大変な負担。

渡仏当時「フランス語をマスターするまで帰らない」と決意して、そのままそれを決行していたら5年も時が過ぎていました。

結果、私がフランス語をマスターする前にむすこ達が日本語を忘却するという顛末に。

渡仏前に父親に会ったとき

「日本人なのだから日本語の教育をやめないでもらいたい」と釘を刺されていたにもかかわらず、

むすこ達は日本語が読めない・書けない・まともにしゃべれない! がーん

これは大変なことだ。

と、焦り始めていたら、時期同じくしてパリに訪れた空前の日本ブーム。

自分の周りに乱舞するニッポン文化に興味を持ったら、なんとそれは自分の生まれた国だった。というむすこ達から

「トーキョーいってみたいよー!」と激しいリクエストが。

そう簡単に言われても親には親の都合があって、はいさようですか、と簡単な返事は返せません。

しかし行きたい、といわれれば、たしかにこちらもいきたくないわけじゃないから、だんだんに気持ちが動いていきます。

身内のほとんどが「墓」に入っている私だから、つい「あわなきゃならない身内もいないし」と、どうも帰省をないがしろにしてしまいがち。

そしたら新規の身内、つまりむすこ達が「自分の国を見たい」と言う。

「トーキョー」という字が「とうきょう」に替わり、年が明けたらそれは「東京」となって私の中に収まっていました。

これは行くがいいに決まっている。

さっそく仕事の調整にとりかかり、

あちらをたてたり、こちらを押したり、あるいは引いてみたり、掘り起こしてみたり、またあるものは埋めてみて、

どうにかこうにか1ヶ月のパリ不在が可能になりました。

さっそく「東京行くことにしたよ! 」と、友人たちに電話をいれれば

温泉いこう! カラオケいこう!」という人間あり、

「エステいこう、スパいこう!」という人間もいる。

中には冷静に

人間ドッグ、予約入れおくわ」というありがたい話しもあった。

おかげで東京での楽しみが一挙に噴出し、財布の痛みも忘れていまからわくわく嬉しくてたまらない。

でも五年振りの東京がどんなふうに変わっているのか、想像ひとつつかなくて、おっかないような気持ちが半分以上の今日なのです。

6 Responses to “2010の夏バカンスを東京で!”

  1. sakae Says:

    とうくよう?
    あ、
    東京ね?
    すっごい処らしいですよ、僕は怖くて行った事なし(今年はね。

    より目的が出来ましたね。

  2. taku Says:

    >私も歯医者の椅子が倒された途端に息子達の名前を心の中で唱えて自分を励ましたりするし

    ↑ こちらへは?
    冗談はさておき、時間がとれるとうれしいところです。

  3. mme.oui oui Says:

    sakaeさま
    別に怖くはないです、いいところですよ。蕎麦は旨いし酒も旨い。
    いまから何を食べようか、そればかり考えています(笑

  4. mme.oui oui Says:

    takuさま
    歯医者さんも行きますです、もちろんです!
    いまから予約を入れなくては!五年振りのメンテナンスを親子参人分!と、焦っております!
    バーの止まり木も予約したほうがいいのでしょうか?!

  5. ココア Says:

    5年ぶりの帰国ですかーーー!
    これは大ニュースですね!
    o(^∇^o)(o^∇^)o

    どこかでouiouiさんとすれ違うかも?!?

    レミのじくんも来日ですか?!

  6. mme.oui oui Says:

    ココアさま
    大ニュースですよー!個人的に!
    5年振り・・・自分の日本語が通じるかどうか不安です・・・!

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