昨夜ドキュメンタリーチャンネルで「パリの土産物屋」についての番組を見ました。
エッフェル塔内にある土産物屋と、エッフェル塔近所に乱立する土産物屋では同じ品物でも値段が倍!
店舗を出すための家賃が高いせいもあるけれど、、、
とか、そういう内容。
一件の土産物屋で取材中「あ、ここってプールの隣りの店だ。ここのムッシューすごくサンパで、ぼくたちボンレキップ(仲良し)なんだ」と長男が嬉しそうに教えてくれました。
パリの教育施設(幼稚園・小学校・中学校など)にはプールが併設されていません。
子ども達は体育の授業で水泳があるときは、学校から最寄りのプール施設へ出かけます。
長男の中学校ではエッフェル塔の隣りにある大型体育施設へでかけているので、エッフェル塔付近は週に一度かならず訪れ馴染みの場所。
プールの後に自販機でジュースを買う、というので、そのつど母から1・2ユーロを受け取る彼なのですが、話を聞けば、その施設から外に出た近所の土産物屋の自販機でジュースを買うとのこと。
日本人的な感覚でいえば、そういう施設内に自販機があるのは当然なのですが、その体育館にそういうものは設置されていないんだそうです。自販機乱立大国からやってきた当時、自販機の無さに一抹の寂しささえ感じた私です。ははは
そこのムッシューは水泳の授業が終わって中学生が店に立ち寄ると、他のフランス人ムッシューたちと同様、愛想を振りまきつつ子ども達の話し相手になってくれるようです。
お釣りが出てこない、細かいお金がない、というような場面にもサンパ(感じよく)対応してくれるし、ときどき自分が食べているナッツの袋を薦めてくれるし、まったく問題のないムッシュー! というわけです。
でもそこの店はパリが設定している土産物の金額よりもはるかに上まわる、ひらたく言えば、つまり、法外な値で商品を売っている問題有りな店舗。oh la la!
しかし、コレ幸い、テレビの画面をすっかり忘れて息子は嬉しそうにプールの後のようすを母に話してくれました。
自販機でジュースを買った後、空き缶を道路に並べ、気の合うクラスメイト達何人かと道端に座り込んで車が空き缶を踏みつぶすのを眺めて大騒ぎをするんだそうです。
一番クールに、つまり、芸術的に(なんのこっちゃ???)空き缶がつぶされた人が勝ち。って、なんのことだかサッパリわかりませんが。
と、まぁ、そういうことを放課後にやってるわけです。
プールへ行くまではもちろん先生もいっしょですが、プールが終わればその場で解散。同行の先生も、口やかましい女子もいないし、仲良しと行きつけの店へ立ち寄って、大人に混じってろくでもないお喋りをしながら空き缶を放り投げたりしてるんです。
中学生になった途端にパリ中をひとりで移動することがふえ、急速に自分の社会性をひろげている長男。
なにをやっているのか、一から十まで私が把握することは到底無理だし、把握したいとも思わないけれど、ときどきこうやって自分から進んで話を聞かせてくれるときに彼の成長をしみじみ嬉しく感じます。
空き缶の話しをしていたのに、うっかりギョームの片思いの話しまでしてしまって
「ママ!これはギョームには内緒だよ!」と慌てるようすはまだまだ無邪気な一面です。

長男の机の前に飾ってあるパリのお土産物。
箱入りのものは凱旋門の中で、右側のキーホルダーはエッフェル塔で買いました。

50才のお誕生日をお祝い中の東京タワー。エッフェル塔同様、東京の素晴らしいシンボル。私は東京タワーが大好き。
東京へ行くことがあったら、ぜひ息子達と登頂するつもりです。