今日新聞に掲載されていた記事に「ポストの配達不備によるレポート」というのがあった。
年末年始にかけて、国際小包みがことごとく配達されないことに腹を立てた人たちが政府に向けて状況の改善と処罰を申し立てた、ということ。
とくに日本から送られた「EMS」に関してはほとんどが到着通知もされないまま「宛先人不明」となって送り返された荷物が90%、というから驚き。
ちゃんとしようよ、配達。
年末年始にジャポネスクな時を過ごさせてあげたい! というアタクシの友人がステキな和食セットをEMSで送ってくれたのに、それは不在通知もないまま、2ヶ月の時間を経て、差出人である日本の友人宅へ戻っていった経緯がある。
しかも一度じゃなくて3回目。
で、新聞には「パリ日本人会」の名前も記載されていたから、荷物の届かなかった被害者は私だけではなかった様子。
日本人向けの記事では
「EMSでの発送を日本の郵便局で選択しないように日本の家族へ知らせるなどの措置を取って下さい」
と書いてある。
なんともひどい話しだけど、これで少しは悪名高いフランス郵便配達事情も改善される?のか。
いずれにしても届かない郵便小包に高額の郵送料を支払い、あげく手元に戻されるのではたまったものじゃない。
おまけに、小包を送ってくれた方に対して「本当に申し訳ありません」と謝る自分もなんだかお門違いで釈然としない。
なぜアタシが謝る必要が! と、ついむきになってしまうのだ。
しかし、なんとなく成りゆき上、私が謝罪して、フランスの小包配達事情の劣悪さを相手に説明することになる。
別にそれはそれで構わない。
しかし、なぜそういったことが平然といままでまかり通っていたのか。ここが不思議でたまらない。
なにかこの「EMS」というのは諸外国からシャルルドゴールに到着すると、フランス郵便局ではなく、配達専門の業者へ振り分けられるというシステムらしい。だから「荷物が届かない」と最寄りの郵便局に伝えたところで、それはまったく意味がないのだ。
だって郵便局はそもそもその荷物を受け取っていないのだから。
だから当然「EMS」の配達を請け負う業者は なにをやっておるのか! という話しになるわけだけど、まあ、なにしろ言い訳なんてお手の物、なフランス人ですからもうしょうがない。
不在票を入れないのはなぜか? なんて聞いたって無駄。
配達人の気分がのらなくちゃ配達されないEMS。
まったくどんなしょうもない業者にその配達を任せているのか知らないけれど、そんな悪徳業者を国選しちゃうフランス郵政省というところも甚だ信用がならない。
しかしながら、ようやく事の重大さにふつふつとあちこちで文句が噴出するようになったのか、ようやくこうした問題提議がなされるようになったようである。
まあ、ここから先が長くかかるんだろうけど、気が付いただけ天晴れだ。前進だ。
今日東京の夫から「納豆ふりかけ送ろうか?」という電話があったので、くれぐれもEMSは使わないようにね、と念を押して電話を切った次第である。
bonjour! comment ca va?
二人の息子と一匹の雄猫と共にパリ6区に住んでいる私が、母子我が家のドタバタ振りを日常の視点で綴っています。雑誌では絶対に紹介されない普段使いのパリ生活をどうぞ御笑読下さいませ♪