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3 月 '07

3月7日には必ず修理が完了し、自宅で洗濯ができるようになりますよ。

そうキッパリと言いはなった家主のジョセフですが、なんと後日談としてそもそも3月7日に修理はなされなかった、というわかりきったオチがついたのです。

3月7日当日、午前8時の約束でしたが、修理人も電話連絡もなく、時計は9時をさし、午前10時から用事のあったワタクシはさっさと外出の支度を始め自分の予定通りに行動することに決めたのです。

結局午後になってからジョセフから「明日の午前中に修理します!」というショートメールを受け取って、「ほんとかしら?」と疑心暗鬼になりつつ翌日になり、午前中といっても午前11時に修理人とともにやってきて、「だめだね、これは。全とっかえだよ」という修理人の一言でまたしても保留の洗濯機。

べつにいいけどねえ。

と、かなり投げやりなアタクシです。

だいたいアパート内でこういった故障や不具合が出た場合は、家主ではなくて、自分で修理したり、補修したり、工事人にきてもらったりするのがフランス式賃貸。

なのに、アタクシの借りているアパルトモンは家主のジョセフが「住宅設備会社」を経営していることもあり、なにかあったら、必ず彼に連絡して直してもらうことになっているのです。

部屋を借りるときはそれがとても便利に頼もしく思えたのですが、実際に事が起きてみると、ちっとも頼もしくありません。

諸々続出する不具合を伝えたところで、彼が修理してくれたものなどひとつもないのです。

電話で伝えたり、直接話しを伝えに行っても、いつも人当たりのいい笑顔でお茶をだされておしゃべりして、それっきりです。

しかし洗濯機が壊れたときは、さすがに一大事だと思ったのでしょう。

連絡したその日のうちに飛んできて、洗濯機を確認していったのですが、それもそのときだけで、ずるずると今日までそのままなのです。

3月8日に修理人が来たときに、 来週の火曜日には取り替え工事ができるよ、と、言ってたジョセフですが、もうそんなのってちっともあてになりません。

こんなことなら、最初から住宅トラブルなんでも解決!みたいな業者に最初から連絡すれば良かったのです。二人の男の子を抱える身の上で洗濯機の使えない不自由さは ちょっとしゃれにならない物があります。

明日は取り替え修理が予定されている「来週の火曜日」なのですが、そんなことは行われるはずがないに決まっている。

フランスの賃貸物件は退室する場合、3ヶ月前に書類通達でその旨を家主に伝えることが義務づけられています。

まあ、そうでない場合もたくさんあるようですが、一般的にはそういう取り決めになっているのです。

私がこの物件の賃貸契約を交わしたのは昨年の6月15日。

ですから、もしも退室するのであれば3月14日までに通達しなくてはなりません。

今回の洗濯機の一件はそういう意味ではすばらしくタイミングの良い出来事といえます。家主の誠意というより、この部屋に住み続けたい気持ちが消失したわけです。

相場よりも心持ち高めの家賃、日当たりの悪さ。

この2点に目をつぶってもいいくらいの条件の良さがこの部屋にはあったのに、今回の一件で台無しです。

今日中に「退出届け」を書いて家主の自宅へ郵送することに腹を決めました。

新居を探すこと、膨大な書類を揃えること、諸々の手続き、など。

引越しに伴う雑務は山盛りですが、そういうことをひとつひとつこなしてパリ生活をならしていかなくては。快適な生活を手に入れるための奮闘はまだまだ続きそうです。

それよりほんとに、洗濯機は直るのでしょうか?

ここまで引っ張られているわけですから、今後の展開がヒジョーに気になるアタクシなのです。

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